エンジニアへ転職成功!20代未経験からフルスタックエンジニアになる方法

今回は20代高卒未経験からソフトウェアエンジニアとして内定を獲得されたハッシーさんに、どのようにプログラミングを学習し、どのように転職活動を進めたのかについてインタビューを行いました。

  • 20代のうちにソフトウェアエンジニアに転職したい
  • 高卒のバックグラウンドで不安がある
  • 未経験からエンジニアに就職する方法が知りたい

そんな方に転職に成功したハッシーさんの体験談をお伝えします。

Recursion ユーザー

ハッシーさん

高校卒業後、大学受験で失敗し地元のSAの飲食店で3年間勤務。高卒未経験の不利な状況を乗り越え、受託開発会社にフルスタックエンジニアとして内定を獲得。

アウトプットしながらプロジェクト開発ができるRecursionに魅力を感じ、学習スタート

――ハッシーさん、インタビューをお受けいただいてありがとうございます。早速ですが簡単な経歴と、プログラミング経験の有無について教えていただけますか?

Recursionを始める前は主にProgateとドットインストールで学習していました。その後は、Udemyとかで動画を見ながら学習しました。

――Recursionを始めたのはどうしてでしょうか?

Recursionを始める前は主に動画学習で学習していたのですが、動画を見ながら作ることはできても自力で作り出すことができず、ポートフォリオを作成どころかコードを1行も書けませんでした。

そんな中、Recursionというコーディング問題をアウトプットしながらプロジェクト開発ができるプログラミング学習サービスに魅力を感じて、これならスクールに行かずにエンジニア転職出来るのではと思い学習を始めました。

また基礎力が足りないと思ったので、コンピュータサイエンスの学習にとても興味を持ちました。

――どのようにRecursionを学習されましたか?

カリキュラムは主にJavaScriptで学習を進めました。途中でTypeScriptも学習しました。

基本は仕事が終わった後に学習を進めていて、その時の気分にもよりますが1日約5〜7時間は学習したと思います。

――カリキュラムの中で、どのコースを一番注力して勉強しましたか?

一番注力したのはコンピュータサイエンスの基礎コースです。プログラミングの基本知識が最も重要なので、理解できるまで何度も繰り返しました。特に中級コースは何度も復習しました。

――コンピュータサイエンスプロジェクトはどこまで終わりましたか?

コンピュータサイエンスプロジェクトは3まで修了しました。あとはVueコースのCar Ecommerceまで進みました。

Recursionでコンピュータサイエンスを学習してみて実感した変化とは?

――Recursionを利用してみて、始める前と後では何か変化がありましたか?

やはり自力でコードが書けるようになったことが一番の変化と感じます。動画学習だけでは一行もコードを書くことができなかったのに、Recursionのプロジェクトではゼロから自力で開発することができました。

――Recursionを知人におすすめできますか?

お勧めできます。

その理由は、コンピュータサイエンスを学習出来るのは勿論の事、カリキュラムが豊富で、もし分からないことがあれば気軽にコミュニティに質問出来るからです。

また、1年間で費用が約7万円なのもコスパとして最強ですね。わざわざ高額なプログラミングスクールに行かなくてもRecursionを信じて学習を頑張れば、未経験からのエンジニア転職は可能だと思います。

未経験のエンジニア転職活動では、チーム開発での成果物が高評価

――ハッシーさんの転職活動についてもお聞かせください。どのような方針で会社選びをしましたか?

最初は自社開発企業を中心に転職活動を進めていました。インフルエンサーの影響で何となく自社開発企業が良いと思っていたからです。

しかし、色んな企業とカジュアル面談していくうちに、自分は特に自社サービスにそれほど興味を持ってないことに気づきました。

それに対して受託開発なら色んな案件に触れることができますし、これからの開発エンジニアとしての知見が深められるのではと思ったので、途中から受託開発中心に企業選びを進めました。

自社・受託を中心に面談をしSESは3社ぐらい面談しました。

――転職活動を始めてどれくらいで内定が出ましたか?

転職活動を始めてから約2ヶ月後に内定をもらうことが出来ました。

――面接の流れはどのように進みましたか?

Wantedlyを利用させていただいて、カジュアル面談 ⇒ 書類選考 ⇒ 1次面接 ⇒ 2次面接 ⇒ 最終面接 という流れが多かったです。

他には、カジュアル面談の後すぐに面接というケースもありました。

――書類や面接でどのようなことをアピールしましたか?

Recursion創業者の方に添削していただいた志望動機や職務経歴書を元にプロフィールを作成しました。面接では特にポートフォリオやRecursionでのチーム開発の経験をアピールしました。

――特に面接中に確認されたのはどういった点でしたか?

これは企業によりますが、面接や面談でよく聞かれたのは「どうしてエンジニアになりたいのか」や「今まで学習してきたこと」という点でした。

他には、ポートフォリオやチーム開発の制作物について、「技術選定」や「苦労した点」などもよく質問されました。

――内定をもらえた一番の要因は何だと思いますか?

「Recursionを学習してきたこと」が一番の大きな要因だと思います。

2社内定を貰えましたが、1社目はVPoEの方にチーム開発の制作物を見せたところ非常に高く評価していただきました。その後、面接に進んでもらいたいということで進みました。

2社目は、「Recursionを学習しています」と話したら社長さんから大変喜んでもらい話が弾みました。そして、Recursionの文化や自分の思いを話したら社長さんから「素晴らしい!最高!」と非常に喜んでもらえて、2日後に内定をいただきました。

実務未経験者がソフトウェアエンジニアとして内定を取るには?

――実務未経験者が内定を取るためにやっておいた方が良いことはなんでしょうか。アドバイスいただけますか?

まずはポートフォリオの作成とチーム開発の経験を積む事だと思います。先ほどお話したとおり、Recursionのチーム開発で作成した成果物は面接でも非常に高く評価してもらえましたから。

ポートフォリオについては、モダンな技術なら何でもよく、むしろWebサービス自体をホスティングサービスとかで公開するぐらいが良いと思います。

あとは、自分のやり方ですが片端からカジュアル面談を行った方が良いかもしれません。カジュアル面談をすることでその企業の性質を知ることが出来るし、インフルエンサーが言ってることが全てでは無いと気付けるからです。

――Recursionを始めたばかりのユーザーさんへのアドバイスもお願いします。

まずは素直にRecursionで提供されている学習ロードマップに従った方が良いと思います。

あとはTwitterでRecursionの学習者とコミュニケーションを取るもおすすめです。ユーザー同士で仲良く出来るという理由はもちろんですが、創業者の方からコードレビューしていただけるので成長に繋がります。

Recursionユーザーの皆さんは、コーディング問題を解いたらどんどんツイートするべきです。

未経験からフルスタックエンジニアへ!

――ハッシーさん、最後になりましたが転職成功おめでとうございます。転職後の業務内容について差し支えない範囲で教えていただけますか?

最初はReact+TypeScriptを使ったフロントエンド業務です。その後はバックエンドで主にGoで開発したりAWSを使ってインフラ構築の業務に取り組むなどのフルスタックエンジニアとして勤務する予定です。

――年収の面ではどうでしょうか?希望の結果になりましたか?

現職はアルバイトでしたので年収は多くはありませんでした。転職後は、未経験なのでそれほど多くはありませんが、現在の約3倍近くはもらえると思います。

――今後の展望などあればお聞かせください。

まずはフロントエンドの業務をしっかりとこなしていきたいです。その後は、バックエンドやインフラの業務に携わることになりますので、そのあたりの知識も身に付けていきたいと思います。また、要件定義や設計などの上流工程にも携わりたいですね。

――貴重なお話を聞かせていただいてありがとうございました。今後のご活躍を期待しています。