今回インタビューさせていただいたのは、某有名企業でのインターンが決まったジョンさん。Discordでも積極的に質問したり、チーム開発に参加したりと積極性と行動力を見せる一方で、自力でプロジェクトを完成させるなど高い技術力も合わせて持ってらっしゃるのは確かですね。「新卒なのでポテンシャルで見られる部分が多いということをまず前提に」と言って、自身の体験と考えをお話してくださいました。
ジョンさん

Twitter : https://twitter.com/jon_181818
ポートフォリオ : https://github.com/tomo1818/Clicker-Empire-Game
Recursionで表面だけじゃない本格的なプログラミングを学ぶ
――ジョンさん、インタビューをお受けいただいてありがとうございます。早速ですが、まずは経歴とプログラミング経験について教えていただけますか?
ジョンさん(以下敬称略):
大学では機械工学を専攻していました。今は大学院生で同じ専攻です。
Recursionを利用する前からWeb制作の学習をしていたので、WordPressで使用するPHPやJavascriptのライブラリであるjQueryの使用経験はありました。
――Recursionを始めた理由は何ですか?
ジョン:
本格的にプログラミングの学習をしてみたいと思ったからです。今までは特定のライブラリだけをピンポイントで学習したり、PHP全体でなくWordPressで利用する一部の内容のみ学習したりなど、表面的な学習しかしていませんでした。
――Recursionをどのように利用しましたか?またプロジェクトはどこまで進んでいますか?
ジョン:
基本はJavaScriptを中心に進めました。一部Javaで進めたところもあります。夏休みに利用し始めたので、休み中は1日5~8時間くらい勉強していました。休みが明けてからは1日2~4時間くらいかなと思います。
プロジェクトについては4まで終わっていて、今はプロジェクト5に取り組んでいる最中です。
――チーム開発に参加してみてどうでしたか?
ジョン:
チーム開発は、gitの使い方について1番学べたと思います。1人で開発するときとは勝手が違う部分が多かったので。そこは非常にためになりました。また、他の方が作成したコードを見る機会があったので、お互いのレビューをすることで新しいことが見えてきたり、より可読性などを意識できるようになったりしたと思います。
――ポートフォリオとしてはどのようなものを作りましたか?
ジョン:
https://github.com/tomo1818/Clicker-Empire-Game
自力で完成させることを意識して取り組みました。他のRecursionユーザーさんがやってらっしゃるようなオリジナリティは加えられてないです。
――Recursionはエンジニアを目指す学生におすすめできますか?もしそうであればその理由教えてください。
ジョン:
学校で専門で学習している方にとってはわかりませんが、そうでない場合はおすすめ出来ると思います。本とは違いテキストベースでインプットした後にすぐアウトプット出来るので頭に入りやすいです。
人によっては本やその他のWebサービスの方が合う場合もあると思うので一概には言えませんが、ただ、最初の一部コンテンツは無料で利用できるので一先ずやってみたらいいと思います。合うかどうか判断できるのでそういう面でも利用しやすいですよね。
――Recursionの他に何かサービスを利用しましたか?またネットワークなどWeb周りの知識も勉強しましたか?
ジョン:
他のサービスは特に利用していません。Vueは少し詰まったので「Vue.js入門 基礎から実践アプリケーション開発まで」という本を読みました。
web周りの勉強はしていませんでしたが、今後使用する機会があるのでLinuxを学習しようと思っています。
面接で評価されたのは「自分で学ぶ+アウトプット」ができていたこと
――就職活動についてもお聞かせください。会社選びはどういう方針にしたのですか?
ジョン:
まだ本選考とかは数が少ないのでインターンのものも含めてお話します。
基本的には、SIer、事業会社などIT業界全体を幅広く見ています。夏秋のインターンを経て、最近は自分が関われる開発フェーズの幅広さから事業会社の方が良いかなと思っています。
――コーディング試験はありましたか?
ジョン:
何個か受けたものはありますがRecursionで中級くらいまでやっていれば解けるものがほとんどだったと思います。
――採用者様に興味を持ってもらえたと思うポイントはどんなところでしたか?
ジョン:
学ぶ内容どうこうよりも「自分から進んで勉強した」という積極性を評価してくれる方が多かった印象です。自分はWeb制作の方も勉強してて長期のインターンだったり個人事業主で制作活動していたりしたので、自分で学ぶ+アウトプットまで出来ていたところが良かったかもしれません。
自分の主観にはなりますが次のようなイメージです。
「コミュニケーション > 会社とのマッチ度合 > 人柄 > 技術力」
ハッカソンのようなものの場合はこの限りではないと思いますが、大抵はこんな肌感です。
――Recursionで学んだ知識の中でも特に評価されたと思うものは何ですか?
ジョン:
学んだ内容まで深掘りされることはあまりなかったです。それよりもなぜその勉強を始めたのかとかその行動に至った過程やそれをする上で自分なりに工夫したことや難しかったことなどを聞かれました。
新卒なのでポテンシャルで見られる部分が多いということがまず前提にあると思います。(メガベンチャー等のように例外はあります。受けてはないですが、メルカリやマネーフォワード、CAなど)
なので例外を除き、ほとんど技術力をみられるところはなかったです。もちろん技術力があれば評価はされると思いますが、なくても大きな問題にはならないかと思います。
――今後の展望などあればお聞かせください。
ジョン:
まずは開発をしっかりやっていきたいと思っています。
――ジョンさん、貴重なお話を聞かせていただいてありがとうございました。これからもご活躍をお祈りしています。