前職から年収100万円アップ!将来展望をしっかり描いて望んだ転職活動|ひろさんインタビュー

今回インタビューさせていただいたのは、フルスタックエンジニアとして内定を獲得されたひろさん。現在の実務では大規模Webシステム開発を担当されるなど、経験、実力ともに申し分ない方なのですが、コンピュータサイエンスの基礎を深く身に付けるためRecursionを始められたそうです。

お話を伺ってみて、将来どのようなエンジニアになりたいのか、また希望に向かってどのようなスキルを磨くべきなのかしっかりと展望を描いている様子がとても印象的でした。


ひろさん

Twitter : https://twitter.com/hirosan397

Recursionプロフィール : https://recursionist.io/dashboard/users/hiromina

思い描くエンジニアに近づくためにコンピュータサイエンスの知識は必須

――ひろさん、インタビューをお受けいただいてありがとうございます。さっそくですが、これまでの経歴とプログラミング経験についてお聞かせください。

ひろさん(以下敬称略):

大学で社会起業学を学んだ後、新卒でSierに入社しました。入社から4年間は、一貫して大規模Webシステム開発をしています。3年目までは設計〜テストを担当し、4年目では要件定義を担当していました。

プログラミングは実務でJava、JavaScriptを書いていましたので経験があります。

――Recursionを始められたのはどうしてですか?

ひろ

自分が望むエンジニア像に近づくならば、「コンピュータサイエンスの知識が必須だ」と実務を通して痛感したからです。

コンピュータサイエンスを学ぶための選択肢を探していた時にRecursionを知り、「これなら自分が求めていることが学べる」と思ったので始めました。

――Recursionをどのように利用しましたか?

ひろ

平日は1時間、休日は2~3時間程度学習していました。選択した言語は、1周目はJavaScript、2周目はC++です。

今までで一番書いた経験がある言語がJavaScriptだったので、最初はJavaScriptで始めました。その後、2周目でC++を選択した理由は、Recursionで選択できる言語の中で唯一メモリを意識したプログラムを実装できるため、Recursionが提供しているコンテンツをより深く理解できるのではないかと考えたからです。

――どの項目を一番注力して学習しましたか?

ひろ

「コンピュータサイエンス基礎」を特に注力しました。その理由はコンピュータがプログラムを実行するときに何が起こっているのか理解することと、効率の良いプログラムを書くためのデータ構造の知識をつけることを目的としていたためです。

――プロジェクトはどこまでしましたか?

ひろ

プロジェクトは、1、2、4、5をやりました。5はまだ作成中です。VueについてはReactに置き換えて進めていました。Task Management Appまでは完成しています。

フルサイクルエンジニアを目指して軸を定めた転職活動

――ひろさんの転職活動について詳しくお聞かせください。

ひろ

転職ドラフトというサービスを活用して希望の会社を探しました。これは、自分の経歴を登録しておくと、企業からいいと思っていただいた場合に指名を受けることができる面白いサービスです。

――どのような方針で会社選びをしましたか?

ひろ

以下の2点を軸に選考を受ける会社を選びました。

  • 自分がなりたいエンジニアに近づける環境かどうか
  • 自分の価値観と会社の価値観があっているかどうか

まず私は、フルサイクルエンジニアという「ビジネスアイデアから顧客にサービスを届けるまでを一貫して担当できるエンジニア」になりたいと考えています。そのためには、ビジネス戦略を企画する段階でエンジニアも発言権があるどうかが大事だと考えました。

そして、「目的思考」と「基礎にこだわる」ことが私にとって大切だと思っているので、その点を会社として大事にしているかどうかも基準となりました。

――選考の流れはどのように進みましたか?またコーディング面接はありましたか?

ひろ

おおよそ書類審査→カジュアル面談→1次面接→技術試験→最終面接の流れでした。

この中で、1社だけコーディング面接がありました。競技プログラミングのような形式の問題を時間制限付きで5問解く課題でした。具体的には、BMIなどの単純な計算を実装する問題や、動的計画法、重み付きグラフを用いたアルゴリズムを実装する問題が出ました。

他の企業ではコーディング試験はありませんでしたが、技術面接やワークサンプルテストをコーディング試験の代わりに実施しました。

Recursionでコンピュータサイエンスという技術の根幹を学ぶ姿勢が評価された

――書類や面接ではどのようなことをアピールしましたか?

ひろ

書類では、今までの実務経験でどんな課題に立ち向かい、乗り越えた先で何を学んだのかをアピールしました。また、将来の野望欄に「コンピュータがプログラムを実行する際に何が起こっているのかを意識してプログラムをかけるようになりたい」と書きました。指名いただいた企業からとても共感してもらえました。

面接では、自分が大切にしている「目的思考」をアピールしました。面接を受けた企業からは「今何ができるか」よりも「今までの人生でどんなことを経験し、それが価値観や考え方にどんな影響を与えたのか」を重視して聞かれました。

なので、業務で何か作業や案件に取り組む時は「なぜそれに取り組むのか」「目的を達成するために必要な作業と成果物は何か」を事前にすり合わせてから取り組んでいるということをアピールしました。

――選考の中で採用者様から興味を持ってもらえたポイントはありましたか?

ひろ

大きく2つありました。

  • 目標を立てて達成するまでに必要なことを考え、達成するまでしつこく取り組んだ経験を話したこと
  • コンピュータサイエンスを学んだことで複雑な処理をシンプルに実装できた経験を話したこと

面接を受けた企業に「目的思考」と「複雑な課題をシンプルに紐解く」ことを大切にしていると話したところ、この2つのエピソードはとても興味を持ってもらえたと思います。

――Recursionで学んだ知識の中でも特に評価されたものはなんでしたか?

ひろ

目先の新しい技術ではなく、コンピュータサイエンスという技術の根幹を学ぼうという姿勢をとても評価されました。カジュアル面談の頃からこの話を一貫して話していましたが、共感してもらうことがとても多かったです。話が盛り上がりすぎて何回か面接時間オーバーしていました。笑

あとは、Recursionで学んだことを活用して実務での課題解決をしたことも評価されました。実務で複雑な処理をしているところがあって、それをRecursionで学習したハッシュマップを使ってシンプルに実装することができました。この話を面接でしたところ、非常に興味を持ってもらえましたし、高く評価してもらえたと思います。

――内定をもらえた一番のポイントは何だと思いますか?

ひろ

目標を立てて、どうすれば達成できるかを考えて実行してきたことを一番評価いただきました。

ただ目の前のことをやるのではなく、目標に対して今やっていることはつながっているかどうかを定期的に見直し、方向修正をしていることを面接で話したところ、評価いただきました。

――ひろさんの転職活動を振り返ってみて、内定を取るためにやっておいて良かったことはなんだったでしょうか。

ひろ

色々あると思いますが、一番やって良かったことは「自己分析」です。

  • 今までの人生を振り返って自分は何を大切にしてきたのか
  • それはどんな経験から得たものなのか

という点について面接では繰り返し質問されました。自分の考えをしっかりとまとめておくためにも、選考を受ける前に振り返っておくといいと思います。

また、自分が選考を受けた企業の面接者は「今何ができるか」だけではなく「何を考えていて、今後どんなことがやりたいのか」を最も重視していると話していました。

今出来る技術よりも「今までの人生経験でどんな経験をして、その経験が考え方や価値観にどんな影響を与えたのか」を振り返って言葉にしておくことが大切だと思います。それと、面接を受けたすべての企業で「親しい友人からどんな人だと言われるか」と質問されたので、その点も友人に聞いてみるといいかもです。

フルスタックエンジニアとして内定!テックリードへのビジョンを描いてスキルを磨く

――内定獲得おめでとうございます!転職後の業務内容の概要を差し支えない範囲で教えていただけますか?

ひろ

入社〜半年までは「フルスタックエンジニア」としてシステム開発に従事します。初めはフロントエンドかバックエンドの開発から始まり、徐々に守備範囲を広げていくイメージです。最終的にはフロントエンド、バックエンド、インフラ全て見れることが目標です。

その後はテックリードになる予定です。プロダクトとして何を提供するかをビジネス側と一緒に考え、実装し、仮説検証を繰り返すプロセスを担当することを期待されています。

――前の仕事に比べて実際のところ給料は上がりますか?

ひろ

前職と比べて年収が100万円ほど上がりました。

――それはすごいですね!ひろさんの努力の成果が実って本当に嬉しいです。今後の展望などあればお聞かせください。

ひろ

まずはフルスタックエンジニアとして開発スキルを伸ばしたいと考えています。

バックエンドから徐々に守備範囲を広げ、フロントエンド、インフラも話ができるエンジニアを目指していきます。その後はビジネス戦略をビジネス側と一緒に考えられるエンジニアになりたいと考えています。

――貴重なお話を聞かせていただいてありがとうございました。今後のご活躍を期待しています。