今回インタビューさせていただいたのは、誰もが知るあの有名企業の内定を獲得されたhatahataさん。現在は情報系の大学院生で、新卒でソフトウェアエンジニアとしての採用が決まりました。プログラミングやCSの知識はもともと持っていらっしゃいますが、Recursionでさらに基礎を固め、チーム開発を経験できたことが採用試験で評価されたことの1つとおっしゃっていただきました。
hatahataさん

Twitter : https://twitter.com/hatahata1999313
Recursionプロフィール : https://recursionist.io/dashboard/users/hatahata
Recursionは知識をアウトプットする場として最適
――hatahataさん、インタビューをお受けいただいてありがとうございます。早速ですが、まずは経歴とプログラミング経験について教えていただけますか?
hatahataさん(以下敬称略):
現在は情報工学専攻の大学院生です。大学では数理情報で、数学がメインなのですが情報の授業も単位として設定されていました。
プログラミングは、大学の講義でCとJavaを学習し、両方とも簡単なゲームを作れるくらいのレベルまで習得しました。
――Recursionを始めた理由は何ですか?
hatahata:
もともとは大学院試験を受けるために、基礎力の向上できるような学習方法を探していました。その時期にはまだRecursionがリリースされていませんでしたので、その後リリースされてから就職活動に役立たせるための成果物作成を目的として始めました。
――Recursionをどのように利用しましたか?
hatahata:
PythonとJavaScriptを選択して学習しました。多い時で半日取り組んでいたこともありますが、院の講義もあったので1時間くらいしか触らないときもありました。利用時間の平均は2, 3時間だと思います。
――どのコンテンツを一番注力して勉強しましたか?
hatahata:
バックエンドもフロントエンドも両方基礎を固められる程度に進めました。プロジェクトについては、時期が悪くほとんど触れることができませんでした。
――ポートフォリオとしてはどのようなものを作りましたか?
hatahata:
仕事の案件として受けたものがポートフォリオになりそうなのですが、リリースされていないものもありますので残念ながらお見せすることはできません。
内容は、HTML, CSS, JavaScriptでのwebサイト作成とReact nativeとfirebaseを用いてAndroidとiOS対応のアプリの追加機能の実装を行いました。
――Recursionはエンジニアを目指す学生におすすめできますか?もしそうであればその理由教えてください。
hatahata:
大学院生なので、学部生に講義の内容を教えるTAをやっています。これまでの学習方法では、サンプルが少なすぎたり、アウトプットが少なかったりとテストや課題の点数を取るための勉強はできても、その知識を使いこなすことはできていませんでした。Recursionはアウトプットの場として最適なのではないかと思います。
――Recursionの他に何かサービスを利用しましたか?またネットワークなどWeb周りの知識も勉強しましたか?
hatahata:
昔progateでフロント周りのことを学びました。他には公式ページやYouTubeでの動画解説を見ていました。ネットワークなどの勉強はしていないです。
Recursionでは基礎を学んだので、発展的なものは調べたり、Atcoderに参加したりしました。実際に仕事としてwebサイト作成とiosアプリの案件を受けたことも、すごく勉強になったと思います。
Recursionでチーム開発を経験していたことが評価された
――就職活動についてもお聞かせください。会社選びはどういう方針にしたのですか?
hatahata:
アプリ開発にもともと興味があったので、業務委託を中心としている企業ではなく自社開発企業を探していました。成長機会の多さがどちらにあるかという点でも考えました。
――コーディング試験はありましたか?
hatahata:
体感でAtcoderのBレベルの問題が二問、Dレベルの問題が一問といった感じでした。
――採用者様に興味を持ってもらえたと思うポイントはどんなところでしたか?
hatahata:
採用の理由を伺ったところ、成果物のクオリティと、人間性だと教えていただきました。
――Recursionで学んだ知識の中でも特に評価されたと思うものは何ですか?
hatahata:
チーム開発を経験していたことだと思います。Recursionのチーム開発に参加して、Githubの使い方や、役割の回し方を学びました。
実際に仕事でも4, 5人で開発を行う機会があったのですが、gitは使えて当たり前のようなところがあって、このチーム開発を経験したおかげでスムーズに行えました。
またCSは大学で一通り学びましたが、Recursionでさらに基礎を固めて、ここで学んだ内容でも十分仕事の案件として動けるレベルになれたことを伝えました。
超有名企業へソフトウェアエンジニアとして内定獲得!
――内定獲得おめでとうございます。誰もが知るあの会社で、ソフトウェアエンジニアとしての内定獲得は本当にすごいです。業務内容の概要を差し支えない範囲で教えていただけますか?
hatahata:
アプリケーション開発と聞いていますが、部署次第なので詳しくはわかりません。
――今後の展望などあればお聞かせください。
hatahata:
アプリ開発を続け、ディレクションできる立場になりたいと考えています。
――最後にhatahataさんからこれから就職活動する方に向けてアドバイスをいただけますか?
hatahata:
基礎を固めるのはもちろん、知識があることを伝えるために成果物は必須です。
あとは、積極的に仕事をしてみたいことを周りに伝え、クライアントを得る経験を積んでみるのもいいかもしれません。そうすると未経験ではなくなります。
それからコミュニケーション能力も鍛えた方が良いかと思います。
――hatahataさん、貴重なお話を聞かせていただいてありがとうございました。これからもご活躍をお祈りしています。